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『天才作家の妻 -40年目の真実- 』監督:ビョルン・ルンゲ

cinema
02 /27 2019
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ジョゼフ(ジョナサン・プライス)と妻のジョーン(グレン・クローズ)はノーベル文学賞受賞の知らせを受ける。息子を連れて授賞式が開かれるストックホルムに行くが、そこで記者のナサニエル(クリスチャン・スレイター)からジョセフの経歴に関わる夫婦の秘密について聞かれる。類いまれな文才に恵まれたジョーンは、夫の影となって彼を支え続けていた。(シネマトゥデイより)

ネタバレ注意!
何と言ってもあの「危険な関係」のグレン・クローズ主演で彼女の演技が評判だけに、もっとずっとサスペンスフルで妻の内面に渦巻くホラーさながらの恨みを想像していたら、全然そんなことはなく普通の夫婦愛の物語でした。
似たような設定の「ビッグ・アイズ 」(2014)は完全に妻の描いた絵を夫名義で売っていた物語ですが、この天才作家の方はもう少し複雑で、妻が文章を書いているものの、少なくとも夫は自分の作品と思っているようです。(夫1〜2割、妻8割くらいの印象か?)
他にも内容は全く異なりますが、老夫婦の物語として「さざなみ」を思い出しましたが、この3本の夫婦物を比較した時、妻としてもっとも親近感を持てるのはこの天才作家の妻です。
「ビッグ・アイズ 」の夫婦関係はほとんどパワハラ夫vs奴隷的なおとなしすぎる妻の印象でしたし、「さざなみ」のシャーロット・ランプリングは老いた夫が若き日の恋人を懐かしく思い出すくらいでそこまで怒る?と思ってしまったので、ノーベル文学賞という特異な設定ながら、グレン・クロースの妻がもっとも普通の反応に見えたのです。
長年自分の才能を夫のために使ってきて、それがノーベル賞という最高の栄誉を受けたにも関わらず、夫は能天気に喜んでるだけ。その上、女癖悪く、ノーベル授賞式でも女性カメラマンに色目使ってます。さらに薬を飲む時間から、脱ぎ散らかした服を片ずけてもらったり、生活者としても全面的に妻に頼っている。そりゃあ妻はモヤモヤもするでしょう。(どうでもいいけど私なんてゴーストライター部分よりも、この脱いだ散らかしっぱなしの服の部分に我が家の現実が重なり、ムカッとしたくらい)
ではこの妻が時代背景に負けず、自分一人で作家としてやっていたら、ノーベル賞レベルの傑作が書けたか?というとそれも疑問です。映画の中で彼女自身が言うように、夫の浮気のたびに怒りをエネルギーに、人間の持つ複雑な心理を描写し、類まれな表現を生み出していったからです。だからやはり二人で作った作品であり、夫婦の愛の物語なのだと思いました。

他にこの映画で面白いのは、ノーベル賞授賞式の様子が見られるところ。メダル授与の予行練習とか、早朝いきなり聖歌隊が寝室に入ってきて、サンタルチアで寝込みを襲われるとか、受賞者同士紹介されお互い挨拶する場面では、そういえばノーベル賞って科学系が多いので、文学者と話が噛み合わなそうだなと思ったり。

回想シーンで若き日のジョーンを演じるのはグレン・クローズの実の娘アニー・スターク。あんまり似ていません。

夫婦愛かあ〜…我が家にもある……かな?(笑)

余談ですが、夫の友人が数年前ノーベル授賞式に出席したんです。もちろん彼が獲った訳ではなく、賞を受賞した先生からご一緒にどうぞと呼ばれたそうです。
それを聞いた我々、おそらく彼の知人全員が思ったこと!
「え?あの人、着ていくもんあるの?」
そのくらい構わない人で、バッグが壊れたらそのまま、紐が何かぐるぐる巻きで長年使用。それも無理になったら、クロネコヤマトの紙袋で代用し続け、ついに見かねた職場の部下一同からバッグをプレゼントされたと言うくらい構わない人なんです。言うまでもなく、服装は常にヨレヨレのボロボロ。背がすらっとして、顔も整っている人なのですが、ともかく空気読めない、仕事以外興味ない、めちゃめちゃ変人です。
若い頃、よく我が家に遊びに来てたので、ふと思いついて、うちの姉に紹介しようか?と夫に言ったら、「これ以上考えられないくらい変人カップルになりそうだし、いい人だけど、義理の兄弟になるのは勘弁してくれ」と十分変人な夫に言われたほど。なんかお土産もらったけど、どこにしまったか分からない。定番土産のチョコの写真だけスマホに残ってました。
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『ブラティスラヴァ世界絵本原画展 BIBで出会う絵本のいま』

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02 /25 2019
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千葉市美術館で『ブラティスラヴァ世界絵本原画展』を見ました。
この原画展はスロバキアの首都ブラティスラヴァで開催される国際的な絵本原画のビエンナーレ。
一カ国からの応募は最大15人に限られており、日本からは、日本国際児童図書評議会による国内選考を経て応募されるそうです。1992年までは国はチェコスロバキアでしたが、ブラティスラヴァのこのビエンナーレは1967年からずっと続いているそうです。

グランプリ作品は繊細なペンドローイングタッチの作品。ルトウィヒ・フォルベーダ『鳥たち』
一見印象に残らない薄い色味の絵ですが、鳥の目からの町の絵は細かく見ていくと様々な発見のあります。安野光雅の絵本をちょっと思い出しました。
日本からの出展でグランプリに続く金のりんご賞受賞作『たんぽぽ』が良かったです。
たんぽぽの一年を植物画として正確な描写で描いた作品。
他には金牌を受賞のミロコマチコ『けもののにおいがしてきたぞ』は日本の絵本に多い荒々しい殴り書きタッチ。
金のりんご賞 韓国のキム ジミン 『ハイドと私』は迷宮を思わせるモノクロ作品でかなり大人向けの洒落た作品。
非常にバラエティに富んでおり、見ていて飽きません。

この展示会は隔年で千葉市美術館で開催されていますが、子育て期に入っていたサークルのメンバーからお誘いがあり、同時にパート仲間だったMさんからも話があったので、じゃあ一緒に行っちゃえばいいか、と一緒に行きました。
この子育てサークル仲間は前回2017年GWに「ウォルター・クレインの本の仕事」で会って以来。当時の記事に失礼ながら、みんなすごく太っててびっくりしたことを書いていますが、2年近く経った今回…変わっていませんでした。ダイエットとかアンチエイジングに興味のない面々、元気そうで何よりです。それぞれの子供の話や親の介護話など話題は尽きません。
途中でサークル仲間と別れて、Mさんと前から興味のあった千葉のミシン屋さんに行きました。
ミシン職人のおじさんの話を色々聞いて、もっと腕が上達したら、スイス製ベルニナミシンが欲しいなぁ〜と夢が膨らみました。マシンのデザインもすごく可愛いのです。ただし故障した時のメンテナンス代もお高いとか…眺めるだけで我慢。

最近親の介護問題が再び勃発。色々頭を悩ましておりましたが、女友達とおしゃべりして、絵本の絵に癒された楽しい1日でした。




『ファースト・マン』監督:デイミアン・チャゼル

cinema
02 /20 2019
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本年ももう2月下旬だというのに、映画館鑑賞がやっと2本目。
しかし!これは今年のベストです!たぶん(たった2本目で何言ってんのか?)
『ラ・ラ・ランド』のコンビ、デイミアン・チャゼル監督とライアン・ゴズリング主演ですが、私は『ラ・ラ・ランド』の10倍好きです。
しかし鑑賞後ヤフーレビューなど見ると、どうも乗れない人は乗れない映画らしく、これはきっとアポロ11号月面着陸の思い出があるか否かによる世代ギャップなのでしょうか?
今の世の中、あんなに何億人もの人が同時に素直に感動することは難しいと思います。今回この映画を観て意外だったのは、'68年当時ベトナム反戦運動の盛り上がりもあり、税金を大量投入するアポロ計画には随分非難の声も多かったことを知りました。
これは昨年見た『太陽の塔』で’70年大阪万博の反対運動がこれほど盛り上がっていたことを今頃知ったのと同じく、子供時代の単純に幸せな記憶としての歴史的イベントを50年も経って別の角度から見る興味深さもありました。(余談ですが、来年の東京オリンピックの反対運動って全く聞きませんが、こういうものはあって当然だと思うので、全くないのも不思議かつ不気味です)
何はともあれ、小学生だった私にとって初めて月に人間が立ったのは大感動のニュースだったわけで、家族全員でTVに釘付けだった心躍る思い出です。
それをこういう風にニール・アームストロング船長の内面という極私的観点から映画化できるとは!?
いやいや、なんかもう感心するやら、感動するやら、『ラ・ラ・ランド』『セッション』と音楽系の監督と思っていたチャゼル監督ですが、このドキュメンタリータッチの抑えた人間ドラマにはすごく感心しました。月面到着で完全に無音になるところ、胸がキュ〜ンとなり、娘のブレスレッドを月面クレーターに投げる場面で(おそらくここは創作と思いつつも)涙がこぼれました。
最初見づらいと感じた極端なアップの連続、これが 4DXシアター使わなくても、一緒に宇宙船に乗ってる気分になりますが、人によっては酔ってしまいそうな体感性があります。
そしてライアン・ゴズリング、すごくいいです!!!
この人は『ブレードランナー』といい『ドライヴ』といい、寡黙な職人タイプがよく似合います。
本当のアームストロング船長も出発前の記者会見でこんなサービス精神0な人だったのか?(妻のジュエリーを月に持っていくといった仲間に対し、余分な燃料を少しでも多くと答えみんなを白けさせる)
亡き娘への想い、亡くなった仲間への想いを胸に秘めながらも、ほとんど感情を表に出さない抑えた演技が素晴らしい。
ラスト、ガラス越しにそっと指先を合わせるだけの夫婦の描き方も好きです。でもアメリカ人にこんな抑えた演技って伝わるんでしょうか?(あ?これアメリカ人に微妙に失礼?)
ライアン・ゴズリング、気が早いですが、今年のトキメキターゲットは決まった〜❤️



『ハゲタカ 鷲津政彦 50才バースディ』

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02 /18 2019
NHKドラマハゲタカ、および映画ハゲタカで大森南朋演じた主人公、鷲津政彦の50才のバースディを祝う会がひっそりと行われました。場所はドラマでもおなじみ銀座「水響亭」。予想通り、うるさいおばはん達と思われたらしく、水槽の見えない隅っこの席でした。
メンバーは7人。思えば名前も知らないまま、はや10年目のお付き合いになります。
そもそもの発端であるKさん、相変わらずお美しい宴会部長N子嬢、なぜかスマップが解散してからのめり込みファンになったMさん、プロエキストラのEさん、情報通のMKさんに加え、前回に引き続き北海道からはるばる参加の娘世代のAさん。
ハゲタカ参入時、高校生だったAさん、現在新婚さんだそうで、マイナーバンドのライブにはるばる上京、新婚旅行はハゲタカで鷲津が資金援助にいくドバイにしたそうで、可愛い顔してオタク度めっちゃ高め。まぁそうじゃなきゃ、こんな母親と同世代の集まりには普通来ませんよね(笑)

宴会部長N子嬢はボヘミアン・ラプソディー」に激ハマりしてるそう。N子嬢は高校時代クィーンのコンサートに行った生え抜きのファンだそうで、この映画は感慨深いことでしょう。そこでクィーンの話で盛り上がりました。私はこの会で散々「不憫萌え」とばかにされてきましたが、N子嬢も同類であることを確認。というか、こんなにこの映画が受けたのは、クィーンの曲がCMやドラマで繰り返し使われているので日本人には馴染みがあることと、日本人の”不憫萌え志向”にマッチしたからに違いありません。そもそも判官贔屓って言葉があるくらいですから。

というわけで肝心の鷲津に関してはほとんど話題は盛り上がりませんでした。仕方ないです。だってみなさん、ディーン・フジオカやら、中居くんやら、それぞれにすでに新しい心の恋人がいるようで、鷲津はもはや昔の男なんですね。ちょっと不憫になり、今更ファンになりそう(笑)
Kさん曰く、毎年やっている人間ドックの結果が高血圧、高コレステロールetcと問題だらけだったそうですが、彼女の経験から食事や運動よりも鷲津に萌えている最中が最も数値も良く体調がよかったそうな。一同「萌え」は健康に最も効果的とのことで一致しました。健康診断の話で盛り上がる辺り、10年という歳月の流れをひしひしと感じました。
1番の大病をした私としては、若い頃から萌えにくい体質に元凶がある気もしてきて、やっぱり人生に必要なもの、それは「トキメキ」なのね…と納得するやら、内心焦るやら…
(保存したままアップし忘れてました。少しだけ前の記事です)
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昔の友人の病気を知って、いろいろ思うこと

disease(闘病記)
02 /05 2019
最近、私が若いころ親かった、夫と同じ会社の人が重病で療養中なことを知りました。
彼とはとてもウマが合って、いつも冗談を言い合ってたもんです。
私の結婚式に来た彼のセリフは今でもよく覚えています。
「なんだよトン子。化粧するとそういう顔だったのかよ。だったらもっと前から化粧してたら、何もトントンさんで手を打たなくても済んだんじゃないか?」
結婚式の最中にこんなことを言う毒舌な人でした。
他にもよく覚えているのは、美人の友人と旅行に行った写真を見てたら、覗き込んだ彼が「わ〜、トン子の友達って美人だなぁ」というので、
「私の友達は美人ばかりよ。だって類は友を呼ぶって言うじゃん」と答えると、真剣な顔で
「それは違う。美人という人種は常に自分がどうやったら、より美人に見えるかを無意識に計算してるんだ。だから美人たちにとってトン子が隣にいることは最高に効果的なんだよ」と20代の女の子に平気で言うような人でした。「まあね、本当のブスにはブスって面と向かって言わないよね?」と、私は笑って返しましたけど、その後、美人の友人に会ってる時、「私ってこの娘の引き立て役なのか?」と内心思ったこともあったっけ……(今だったら双方、ポリコレ的にアウト発言多いです)
彼とはよく飲みに行きましたが、酔っ払うといつも「いろんな女の子と仕事したけど、あんたほど馬の合う人には会ったことがない」と言ってくれました。確かに漫才コンビを組むのならベストカップルだったかも。
その後順調にへ〜!?と驚くほど出世した彼でしたが、脳卒中で倒れ入院し、その後リハビリを続けていることを知ったのは最近になってから。
私もこんな大病をしたし、会いたい人には会っておこうという思いもあり、お見舞いに行きたいからどこの病院か聞いてきてと夫に言ったのですが、夫は「俺だったらそんな姿を昔の部下に見せたくない」と言って聞いてきてくれません。(そういえば上司だったことを忘れてました(;^_^ )
もともと夫と彼は仕事の種類も勤務地も違い、親しくもないので、たまにしか顔を合わせないらしいのですが、たまに会議などで会うと必ず「今日Kさんに会ったら、君のこと元気か聞かれたよ」と言ってました。そこで「で何て答えたの?」と聞くと、呆れることに毎回「今、腰が痛いって答えといたよ」とか言うのです。え?それって普通、私がその時やっている仕事とか、ハマってる趣味とか言うもんじゃないの?なのに毎回その時の私の体調を答えるんです。それも歯が痛いとか、腰が痛いとか…。夫には今更驚きませんけど、いくら変人とボケに寛容な私でも、時々本気で腹たつわ〜(怒)

ま、それは置いといて、お見舞いに行きたいという私の言い分は完全に否定してきます。
天然ボケなくせして男のメンツとかプライドは妙に重んじる夫なので、彼は会社でも結構な地位にあるし、不自由になった姿を昔の部下、ましてや女の部下には見せたくないだろう、と言います。
確かに脳の病気ではコミュニケーションが取りづらくなっている可能性もあるので、会いたいと思うのはこっちの勝手な気持ちで、向こうとしては迷惑かもしれません。

脳卒中のような体の自由を奪われる病気と違い、ガンのいいところは病気が分かってからも、普通通り動けるところです。
病気が分かった時、元気なうちに何をしたいか?と考えたことがあります。
旅行といっても、何が何でもここだけは見ておきたい、ってところも思いつかない。
スペイン、サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼道は歩いてみたいかな。もはやテロも怖くないので、政情不安な地域も行けそうだけど、巻き込まれて家族に迷惑かけるのもためらわれます。
食通でもないので、満漢全席を食べたいってわけでもない。
私ってホントに欲がない。(ホントです)

結局、会いたい人に会っておくぐらいしか思いつかない。
若い頃の女友達は連絡取ればいつでも会えるし、実際50過ぎてから昔の友人たちに連絡もらって再会することが多くなりました。
大学のゼミでお世話になった先生は亡くなってるし、中学時代迷惑かけた担任とは数年前に40数年ぶりで再会、今度同級生Nちゃんと田舎に引っ越した先生のところへ遊びに行こうと話してます。高校時代の変なお姉ちゃんだった担任とは、7、8年前再会したら私の名前を3回フルネームで叫んだ後に、「あんたって変な子だったわね〜」と言われてびっくりしました。先生こそ相変わらず変な人ですね、としか言いようがなかった。
あとは誰に会いたいかなぁ?
人生ほとんど唯一の恋愛相手はどんな爺さんになっているんだろう?いったいどういう人だったのか?20代の私にとってどういうところが魅力だったのか?好奇心として会ってみたいものです。一回り年上だったし、とんでもないヘビースモーカーだったので、もはやこの世にいない気もします。(勝手に殺してます)

人生の楽しさは人との出会いにあると思うので、馬の合う人に出会えればすごく嬉しいし、頻繁に会わなくとも何かの時には会いたいと思うのが人情です。その点、私は親友が近所に住んでるのでとても恵まれていて感謝しています。
だから若い頃の友人が大病したと聞いて、見舞いに行きたいと思うのはごく自然な感情ではないのかしら?
しかしその友人も夫も男です。ここに感性の違いがあるのかもしれません。
男のプライドってやつ?
意外にもうちの天然ボケ夫も結構プライド高いので、一応気は使ってあげてますけど、内心、理解不能かつ意味不明なシロモノで、それって人生に絶対必要か?と思う時があります。
でも夫にそう言われると、そういうもんかなぁ?と、男社会のことは分からない私はそれ以上反論できないのですが、そういうもんなんでしょうか…?
2019ume

tonton

映画と本の備忘録。…のつもりがブログを始めて1年目、偶然の事故から「肺がん」発覚。
カテゴリに「闘病記」も加わりました。