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ゲノム編集によるガン治療

disease(闘病記)
10 /13 2017
作朝、テレビをつけっぱなしにしていたら、びっくりするような新技術が紹介されていました!
以前、福岡伸一氏の著「せいめいのはなし」の感想の中で、
「ガンの究極の治療法は元々肝臓なり肺だった細胞にそれぞれ「君は元は肝臓or肺だったじゃないか?」と諭して思い出させ、元の細胞に戻るよう説得することだそうです。」
と書いているのですが、それを本当に彷彿とさせるような治療法がテレビで紹介されていました。

それが「ゲノム編集」という方法です。
「クリスパー・キャス9」という新技術で、クリスパーがDNA内のエラー部分を発見して、そこをキャス9というたんぱく質のハサミが切り取るそうです。切り取られた部分には近くにある正常なDNAが自動的に入り、結果がん細胞が正常細胞に戻るってわけ。
がん細胞に諭すというのとは、正確には違いますけれど、今までの「がん細胞をやっつける」という発想とは随分違う印象を持ちました。がん細胞を元の正常細胞に戻しちゃうのだから、どこか福岡さんが言っていた究極の治療法に近くないですか!?
しかし一個一個の細胞の中のDNAの中の異常を起こした”らせん”の中のひとひねりから治すって、どんだけミクロの話やねん。
そんなことできちゃうって、なんかすごすぎて、全然イメージできませんが、この理屈でいくと、老化はDNAエラーが原因(の一つ)らしいので、老化した細胞を元に戻すという究極の若返りも理論的には可能だそうです。
もうこれはSFの世界です。
アメリカではすでに人間で治験が始まっていて、血液がんの治験では84%(?録画してないので正確な数字は忘れましたが80%以上)で完全にガンが消えたそうです。
少し前にアメリカの日本人学者の近赤外線を使ったガン治療も驚くほどの治癒率が紹介されていましたが、マスコミのガン治療最前線情報はそのまま真に受けてはいけないと分かっていても、どうしても興奮してしまいます。
もしかしてすごい時期にガンになってしまったのでは?

でも、ガン治療はともかく、究極の若返りは怖い。
どうしてもディストピアな映画を思い出しちゃう。
「ガタカ」とか「タイム」とか。
だいたい貧富の差が凄まじく広がっていて、タイムなんて富裕層の女たちが全く老けなくて、娘も母親もみんな20代のまま。もはや美女というよりも化け物。
どこまで行くんだ〜、科学技術。
しかしそれと比例して人間は幸福になっているのかな?
山梨



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「ひめゆり平和祈念資料館」、『テオ・ヤンセン展』  IN沖縄 & 沖縄旅行

event
10 /11 2017
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首里城からの夜景、斎場御嶽、久高島、琉球大学、中城城跡、海中道路


2家族で4泊5日の沖縄旅行に行ってました。
お天気に恵まれ、連日30度超え。10月なのに腕時計の跡が残るほど日に焼けてしまいました。
私は北方面には何度も行っているのですが、九州四国は一回だけ、沖縄は初めてです。
運転は上手なN子にお任せなのでストレスフリーでした。
中国が国慶節で8連休とか?行き先ざきで中国語が飛び交ってて、特に那覇のホテルは我々以外、日本人はいないんじゃなかろうか?と思うほど。
観光はひめゆり平和祈念資料館、首里城、斎場御嶽(セイファーウタキ)、海の中道、中城城跡(ナカグスク)くらいで、あとは中部の小さなリゾートホテルでスパやマッサージ、図書室もあるのでのんびりしました。

ひめゆり平和祈念資料館」は予想以上に衝撃的でした。
展示の仕方も悲惨さを強調するだけでなく、当時の沖縄の学生達はどのように教育されたか、米軍上陸から沖縄戦の経路、なぜ兵士ではない女学生らは捕虜にならずに投降もしなかったのか、どの時点で死傷者が一番出たか、沖縄戦とはどういう戦いだったのかを学習できるようになっています。ため息がたくさん出ました。
看護の知識もない10代の娘たちに最前線の洞窟で重症の兵士たちの看護にあたらせるって無理すぎます。
しかも司令官が先に自決。残った兵士たちに投降を許さず、いきなり女学生たちに解散命令。銃弾飛び交う最前線で解散命令を出されて、戦闘に巻き込まれて亡くなった人が大半だったことも驚きました。
司令官、自決する前に、なぜ女学生たちだけでも米軍と交渉して引き渡さなかったのか?
今の基準で見ると分からないことだらけなのですが、先日新聞に当時軍国少年だった高齢の推理作家が「日本人は死の価値を生よりも上に置く文化がある。戦争は生き残った方が勝ちなので、日本人はそもそも戦争に向いていない」と言っていましたが、本当に向いていないと思います。第2次大戦オタクの夫の話を聞いていると、特攻だの零戦だの、その死の美学に感動するのは自由だし、生よりも死を上に置く価値観はこれはこれで日本の文化だと思うので、良し悪しは言いません。

でも負けそうになっても、少しでも有利な交渉で戦争を締結するどころか、一億玉砕を叫んじゃう人を司令官にしちゃう日本は、本当に戦争に向いてないと思います。
だから日本は戦争という政治ゲームを選択することは、どんなに煽られても追い詰められてもとことん避けるべきと思います。
そう考えると、日本に「憲法9条」がもたらされたのは、どこか運命的にすら感じます。

ベトナム戦争に韓国が参戦していたことを知らない日本人は多いみたいですね。
韓国は日本と同じアメリカの同盟国ですが、アメリカと一緒にベトナムで戦っているのです。
ベトナム人はそのせいで韓国を嫌いな人が多かったそうです。
ベトナムがベトちゃんドクちゃんの分離手術を日本に頼んできた時、体制の違いを物ともせず、日本を指名してくるベトナムのたくましさを感じましたし、それに応えた日本に誇りを感じたものです。しみじみと憲法のせいでベトナム戦争に参加できなくてよかったなぁ〜とも思いました。
でもこれからはトランプのポチ君として、あちらこちらに噛みつきに行かなくちゃならないかもしれない。
小さな島国でこれから人口も減るのだから、国力としての規模は縮んでも、独特の輝きと技術を持った国を目指してほしい。
もっと個人個人の幸福度の高い国にする方法を政治家は考えてほしいと思います。

首里城は着いたのが夕暮れ時になり、空いていて琉球王朝の格好をした監視員の人が薄暗い中、静かに立っているので、一瞬タイムワープした気分が味わえました。
斎場御嶽(せいふぁーうたき)は池上 永一著「テンペスト」を読み、NHKのドラマも見ていましたが、どちらもマンガチックで特にドラマの高岡早紀が巫女の役で強烈な印象でした。そのためアニメの聖地巡り的な気分でした(笑)
運転をずっと担当してくれたN子の母校&勤務先の琉球大に行ってみました。広い!校内に大きな橋がかかってて谷があるのにびっくり。
中城城跡(ナカグスクじょうし)15世紀琉球王朝時代の豪族の城跡。高台の城跡で、太平洋と東シナ海の両方を望めます。何種類かの積み方をしている石垣の技術が高く、19世紀ペリーが来航した際、その建築技術に驚いたと伝えられているものです。同じ世界遺産でもこちらは人が少なく、気持ちのいいおすすめの場所です。
あ、でも隣に不思議な形の不気味な建物が見え、バブル時にリゾートホテルを建設したもののバブルがはじけ、そのまま残されて、今では心霊スポットになっているそう…
海中道路うるま市から4つの島に向かって海の中を走る道路。
降りて海に足だけ入ってみました。私以外はみんな海好き。私は母方の田舎が湘南なので子供の頃は毎年のように海へ行っていましたが、三浦海岸で溺れかけ、海にはトラウマが…。

他にも宿泊ホテル隣の桜坂劇場というちょっと変わった単館系映画館を覗いてみたり、日本最古のショッピングセンタープラザハウスにあるRYCOM ANTHROPOLOGY(ライカム・アンソロポロジー)でH子の知り合いの写真展を見たり。

嘉手納基地
最後の日に空港に向かう途中、我が家のミリオタ夫の希望で、嘉手納基地に寄りました。
お向かいに展望台とか基地の展示室もあるので、最初私は基地の広報的施設かと思いきや逆でした。北朝鮮のミサイルのこともあるので、いつもテレビ局のカメラマン達が陣取っているそうです。
残念ながら我々が展望台にいる間に飛び立つ飛行機はなかったのですが、車で走っている時に大きめのずんぐりした飛行機が飛んでいくのを見て、夫はその機影をチラ見しただけですぐに「あれはタイセンショーカイキという、潜水艦をどうたらするもの」というので、車内一同そのオタクぶりに吹き出しました。でも私の長年の教育の成果か、最近ではかなり平和主義者になっています。

『テオ・ヤンセン展』
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沖縄県立博物館・美術館でオランダの彫刻家テオ・ヤンセン展を見ました。
子連れでいっぱい。彫刻兼物理学者でもあるヤンセンの作品はプラスチックのパイプや木材でとペットボトルを使った圧縮空気で、生き物のように動きます。
実際に動くところを見せてくれましたが、こんなに大きなものが電気も使わず複雑な動きをするので、本当に生き物のように見えてきます。ストランドビースト(砂浜生物)と名付けられ、ペットボトルに空気を取り込み圧縮して地面の状況に応じ自律的に動くそうです。
できたら沖縄のビーチで実際に歩くビーストを見たいなぁ。

食事
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いわゆる観光用の沖縄料理店には行かず、でも色々食べました。
沖縄は野菜をふんだんに使ったものが多いので、旅行中ずっと快腸でした。ゴーヤはもちろん、ハンダマ、よもぎ、海ぶどう、もずく、島ラッキョウetc
地元の人しか来ないおばさんが一人でやっているかなり汚めのヤギ料理屋でヤギの刺身を食べました。内心こんな店で獣のナマ肉食べて大丈夫か?と思いましたが、おいしかったです。ヤギ汁、ヤギそば、ヤギ炒めとヤギ料理だらけで、翌朝クロゼットを開けたら昨夜着た服からなんとも言えない匂いが…。その日は臭う一行だったと思います(笑)
一番おいしかったのは夜、車で出かけた恩納村のカフーリゾートホテルのイタリアン。
ソースがどれも美味しくて、ワインをボトルで飲んでもまだ足りずに色々追加。飲みすぎでお財布が軽くなってしまった(涙)

沖縄で目に楽しいのは植物
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ハイビスカスとブーゲンビリアはいつでも咲いてるそうです。黄色のハイビスカスに似ている花もそこらじゅうにありますが名前はわからない。
街路樹にネムノキのような葉に赤いきれいな花が咲いているのはオオゴチョウというらしい。
他にもリゾートホテルの庭には数多くの実成りの樹がありました。

9日東京に着き、夕方、羽田からのリムジンバスに乗っている最中、親の家に頼んだヘルパーさんから電話がありました。1日2回ヘルパーさんを頼んで行ったのですが、家が暗くて鍵がかかっていて電話に誰も出ないとのこと。とりあえずヘルパーさんはキャンセルし、バスが着くなり慌てて親のところに向かいました。すると何のことはない、2人とも寝てました。私が簡単な夕飯を作っていると起きてきて、「あら、今って朝?」というのでずっこけました。
東京に着いたとたん、いきなり現実に引き戻されました。

ハゲタカ 秋の社会科見学

event
10 /01 2017
この夏、腎盂炎にかかり、治ってからも腹部右下付近にずっと違和感があり、押すと鈍い痛みがありました。
心配になって、9月に初めての大腸内視鏡検査をしましたが結果は異常なし。
長年の甘辛両刀&ファーストフード好きから、腸には不安を持っていたのですが、意外やとてもきれいな腸だとか。
肺がんが分かってから約2年、甘いものをほとんど止め(お酒はそのまま)、野菜をせっせと食べるようになった効果かもしれません。
1ヶ所ポリープがあり摘んで組織検査に出しましたが正常とのこと。ポリープってもっとイボみたいな形を想像していましたが、(検査中一緒に画面を見ていたのですが)なだらかな形でどれがポリープか自分では分かりませんでした。
続けて同じ病院でエコー検査を勧められ、腎臓、肝臓、膵臓等々調べましたが、こちらも異常なし。
大腸内視鏡は下剤で大腸を空っぽにしてから行うのですが、実を言うと内視鏡が終わってから、すでに右腹部の違和感は無くなっていました。
お医者さんには腎盂炎の感染で、どこかに軽い癒着を起こしていた可能性もある、と言われました。軽い癒着が下剤で治ったってことかな?
おまけに8月後半から9月前半まで、姉がずっと留守だったので、その間一人で老人介護担当でした。
ようやく秋めいてきて体調も戻り、時間を見つけて遊んでいます。

今回はドラマハゲタカファンのみなさんと秋の社会科見学に参加しました。
北海道の若き鷲津ファンも加わり、お台場の科学未来館見学の後、オクトーバーフェストでとりあえずビールで一杯の後、ゆりかもめで新橋に移動。銀行員時代の鷲津もきっとやさぐれたであろうという勝手な脚本を創作した設定で、安くて小さな飲み屋でお腹いっぱい飲んだり食べたり。
私は親の家に寄ってからオクトーバーフェストから参加したので、未来館の3D上映は見ませんでしたが、「素粒子とひも理論」?んなもん見たとしても難しくて全く分かりません。

映画「ハゲタカ」の公開は2009年6月6日。このメンバーが出会ってから8年も経っています。
25才のお嬢さんがKのブログに参戦してきた時は確かまだ高校生。そんな彼女が北大生になり、いつも間にか社会人3年目、さらにもうすぐ大学時代の彼氏と結婚するとか!
なんと時の流れの速いことよ。
その間、私の両親は次々、認知症&ほぼ寝たきりになり介護生活が始まり、さらに私も思いがけない偶然の事故から肺がん発覚。
毎回、中心になってお店を予約してくれる奇跡の50才、超美人独身キャリアウーマンのN子さんも、婦人科系の手術をしたとか。
なんだか人生の縮図を見るようだわ。

若くてキラッキラッな女の子と40代後半からギリギリ50代まで、奇妙なメンバーでの話題はハゲタカネタを織り交ぜつつも、皆さんドラマ好きで、その時々のときめきターゲットがいて、ちゃんと萌え生活を送っていました。
どうも私だけ、この点も足りない。(そもそもこの会の原点、”鷲津好き”からして私だけピンとこないし)
でもいいんです。ターゲットが「男優」という生き物でないだけで、ちゃんと日々ときめいていますから(←悔しまぎれ?)
毎朝、トンちゃんが可愛くてときめくし、庭のお花にもきれいな夕焼けにも美味いお酒にもちゃんとときめいてます。
てな訳で、私のときめきは薄〜く幅広いのね。ということにしとくさ。
新橋でやさぐれ鷲津体験の後、銀座に出てドラマ「クライシス」で小栗旬が寄るバーで一杯して解散しようと移動しましたが、混んでて入れず、プロントのバータイムで〆の一杯。最近めっきりアルコールに弱い私ですが、どこのお酒も薄いせいか全然酔わずに日付の変わる前に帰宅しました。

最後にN子さんから「今日の集まりの中で、私はトントンさんが言った『残念なところのない男のどこが面白いの?』」が一番響いた」と言われました。誰かがある男性について「かっこいいけど、こういうところが残念」という話に軽くコメントしただけだったのですが、二手に分かれて駅に向かう道すがら、N子さんは以前付き合ってたカッコ良くてお金持ちの外国人恋人の、ちょっと残念な部分で別れた話をされ、妙に個人的に響いてしまったのかもしれない。今聞くと、その残念部分は決断力のありそうな彼女にフィットする性格とさえ思えますが、その当時の彼女にとってはそれは”ちょっと残念”ではなく、別れるに足りる”欠点”だったのでしょう。


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tonton

映画と本の備忘録。…のつもりがブログを始めて1年目、偶然の事故から「肺がん」発覚。
カテゴリに「闘病記」も加わりました。