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医師とのコミュニケーションとペッパーくん

disease(闘病記)
01 /16 2017

先日、「医師と患者のコミュニケーション論」の最後に書いたエピソードを私に話した知人に会いました。
その患者さんのその後が気になっていたので尋ねましたが、彼女にも分からないそうです。
そのエピソードとは、、、
私と同世代の手術できなかった肺がん患者が、主治医に放射線の後遺症や治療に対する不安を訴えたものの、主治医はPCしか見なくて患者の方も向いてくれないため、その人は鬱ぽくなってしまい、診察の日、病院の玄関まで来たものの、脚が固まってどうしても中に入れず、そのまま紹介状もデータももらわず、その病院をやめた!というものです。
この話を患者として聞くと、その患者への同情を感じずにはいられませんでした。

また、中学の同級生Nちゃんの話では、病院内のスタッフでさえ、医師とのコミュニケーションに悩んでいることを知りました。(ブログ2年目のつぶやき)

がん患者は身体だけでなく、精神的にもつらいので、主治医とのコミュニケーションが支えにもなり、逆に傷つけられることにもなると思います。

個人的には主治医に恵まれていると思います。
21年前婦人科系がんもどきでお世話になったA先生とは昨夏、15年以上ぶりに再会。
すっかりお年を召されていたものの、患者との対応は変わらず、年賀状一枚出さなかった不義理な患者でしたが、にこやかに迎えてくれて、なんでも遠慮なく質問できる雰囲気と、ダイジョーブという笑顔に癒されました。
最後に「来年から検診、こっちにおいでよ」と言われ、肺がんとは直接関係はなく、婦人科の方は心配ないそうですが、どちらも女性ホルモンが関与しているらしいことから、研究者でもある先生は興味を持たれたようです。
少々遠いものの、私のデータがどなたかの役に立つなら、お安い御用。
「では来年も来ます」と約束しました。
待っている間、隣にいた同世代の女性とおしゃべりが始まり(こういうところがガンセンと全然違う。女ばっかりのため?)、その女性、1年に1度でいい検診を、なんと、3ヶ月に1度来ているそうです!
「えっ!?なんで?」と驚いて聞いたら、
「先生に会いたいから〜」と笑っていました。
ちゃんとした検査は年に1度だけで、診察だけ3ヶ月ごとに来ているとのことでしたが、このA先生、非常に有名な方で、遠方からも患者が押しかけます。
忙しいのに、よくそんな患者のワガママ聞くなぁ〜と驚きましたが、おばちゃん患者は強引だから、先生、ゴリ押しされたのかも?
でもそういう癒しパワーが確かにこの先生にはあります。


現在主治医のY先生はA先生とは対照的な一見コワモテな方ですが、不安をきちんと聞いてくれて、こちらが言葉を探している間も、辛抱強く待っててくれるようなところがあります。
話し方はぶっきらぼうだけど、説明は丁寧で、病気に関する様々な疑問にちゃんと解説してくれるのもありがたい。
この先生に会って話をすると、膨らんでしまった再発への不安がリセットされるような感覚があります。
不安がなくなるわけではないのですが、「くよくよ悩んでも意味がない」という原点に立ち返る力をもらえ、明日からまた元気に暮らしていけるのです。
早期発見、手術で完治と思ったけれど、6ヶ月検診の前にネットで調べた結果、肺がんは再発も多いことを知り、すっかり怯えてしまった私です。
初対面の印象が「ヤクザ映画から出てきたみたい!」だったため、人間性には期待していなかったこともあり(失礼´ε`;)、親切な対応は意外でもあり、印象が好転しました。
すると私もゲンキンなもので、それまで怖くて緊張していたのが、なんだか急にカッコよく見えて、別の意味でドキドキしましたよ(笑)


病気という困難に直面しても、主治医に恵まれたことは大きな救いになりました。
この2人の先生のいいところは、不安やら愚痴やら、情報として価値のない患者の話を拒絶しないところだと思います。
本当は聞いていないのかもしれませんが(笑)、「フリ」だけでも、とにかく患者の方を向いて、訴えを聞いてくれることが患者の安心につながると思います。
不安や心配を聞いてもらうだけでも、気持ちが落ち着きますし、医師への信頼感も湧くと思うのです。
(もちろん患者の方も長々と話すのは他の患者の時間を奪うことにもなるので、注意しなくては)


とはいえガンは日本人の1/2がかかる病気でもあるので、医師の半端ない忙しさも理解できます。
最初のエピソードを医師側から想像してみると…

不安を訴える患者の方も見ずに、無視するのは、
・その医師はまだ若くて、どう対応していいのか単純に分からなかった?とか
・患者の不安は医学的価値のない情報で聞くだけ無駄と思ってる?とか
・自分は病気を診ることが仕事で、カウンセラーではないので、自分の仕事じゃないから?とか
・ともかく時間に追われているので、一番短時間でこの状況をやり過ごすには、「無視」が一番?とか

もちろん私に理由は分かりません。
お医者さんは忙しくて時間に追われている。
そもそもコミュニケーション能力は元々の個人差が大きいだろうし、医師になるための勉強だけでも膨大でしょう。
もし若い医師なら、自分の親みたいな世代の不安に、うまく対応できなくても当たり前だと思います。
患者のメンタルまで面倒見れなくても仕方ないと思います。


それでも、病気になって不安を抱えた人間の心に無関心で、患者は処理すべき仕事の対象でしかないとしたら、なんで臨床医になったのかな〜?と思います。
ただでさえ病気の不安で心が弱ってるのに、医師によって、メンタルをさらに傷つけられるのは悲しいと思うのです。
笑うと免疫力がアップするという説があるのなら、不安が増せばガンと闘う力も低下してしまうのではないかしら?
そこで、思いついたのですが…

患者に冷たい対応しかできない先生はペッパーくんに検診を頼んだらどうでしょうか?
医師が人間だから、冷たい対応をされると患者は傷つくわけです。
だったらペッパーくんの方が、患者にとっても少なくとも、医師から受ける精神的ダメージは避けられるわけです。

ペッパーくんなら、
「つらいよねぇ」
「元気出して」
「僕になんでも相談してね」
くらいは言ってくれるんじゃないかしら?
ペッパーくん、実際に見たことないから知らないけど…
(ついでに言うなら、個人的には、ペッパーくんよりフランス製「ナオ」の方が顔が好きです。)


こういうこと言うと、ふざけていると思われるかもしれないけれど、けっこう本気です。
その知り合いの知り合いの患者さんが今はいい先生に出会えて、笑顔になっていることを祈っています。


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『レオナール・フジタとモデルたち』 DIC川村記念美術館

art
01 /11 2017
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3連休最後の日、夫と佐倉市のDIC川村記念美術館に行きました。
ここは静かな庭園の中にあり、現代美術が有名です。
まずは常設展をザックリ見て、高村薫がマーク・ロスコが好きと言っていたのを思い出し、ロスコルームに行きました。
巨大な壁画はえんじ色というかベンガラ色とでもいうのか、一面その色に塗られた中に、輪郭のぼんやりした四角形の線が書かれているだけ。もしこれがどこかの倉庫で見つかったとしても、そもそもこれを絵画と思う人はどれほどいるのだろう?と考えてしまいました。
しかし、このロスコ・ルーム、静謐で、薄暗く、なんとも落ち着きます。
ぼんやりとロスコの作品を見ていると、一面塗られた色の中にも様々な濃淡もあり、四角の線も境界線はぼやけにじみ、不思議と見飽きません。

途中からエントランスに戻り、ガイド付きツアーに参加しました。
「レオナール・フジタとモデルたち」と名打つだけあって、フジタの5人の妻の話が面白かったです。
藤田嗣治、5回も結婚、さらに29才でヤク中で亡くなった愛人マドレーヌ(この人だけ亡くなった後も繰り返し描いている)といい、なんちゅうオッさんやねん。
しかし5度目の妻、君代さんとは最後まで添い遂げ、君代さん2009年に98才で亡くなっています。25才年下だったとはいえ、つい最近までご存命だったことに驚きました。

この展覧会には戦争画は一枚もないのですが、藤田嗣治って、妙なスカート履いてる写真の印象が強く、戦争画とマッチしない気がしていたのですが、陸軍軍医総監の息子で、身内に陸軍関係者が多かったので、戦争画を描かされていたのか、と納得しました。

子供の頃東北へ旅行に行き、秋田の美術館で少女を描いた藤田の絵葉書を買って、机の前に貼っていました。
子ども心にどこか惹かれるものがあったのでしょう。
乳白色の肌の女の絵は不思議な透明感があって、今見てもオシャレというか、古さを感じさせない。
オダギリジョーが藤田役で映画になってたはず。見てみようっと。

ガイドツアーが終わった時点で3時頃だったのですが、私はお腹が空いてしまい、夫を美術館に残し、一人で庭園の中にあるレストランで軽食を食べました。
ここでちょっとしたハプニングがあり、些細な行き違いで、こっちは全然気にしていなかったのですが、店長が来て謝られてしまい、おまけまで付けてもらって、恐縮しきりでした。
日本のサービス業のお客様は神様ぶりに感心しました。
東京オリンピックを控えて、日本のおもてなしレベルが上がってることもあると思いますが、最近サービス業とか関係なく、人に親切にされることが多い気がする。
もしかすると病気をしたことで、自分の方がちょっとだけ変わったのかもしれません。
日常に感謝する気持ちがどこかに滲み出ていて、ズケズケシビアなオバハンから、感じの良いおばさんに変化しているとしたら、かなり嬉しい。



「2016年トントンの脳内彼氏大賞」は…残念ながら該当者なし

cinema
01 /08 2017
「免疫力アップのためにトキメキを」にも書きましたが、トントンが過去最高にトキめいた芸能人はRCサクセションの忌野清志郎ですが、これは私が20代前半の頃の話です。ってことは四半世紀どころか、トキメキ知らずなトントンです。
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30年以上トキメキ知らずでは健康にも良くない?ということに今更ながら気が付き、今年の抱負は「脳内恋愛でときめいて免疫力アップ」にしました!
そこで2016年鑑賞映画より、トントンの脳内彼氏候補を無理やりあげますと…

……これが本当に思いつかない。
考えてみると、一番胸キュンしたのは「キャロル」のルーニー・マーラかな?
そういう傾向は全くありませんが、友人の説のよると、我々世代は中学生男子とホルモンバランス的には同じらしいから、かわいい女の子に目がいってもおかしくないのね。
お気に入り俳優の長谷川博己はどうだっけ?
長谷川博己に関しては「デート」や「ラブ&ピース」の変人役が好きなので、この「シン・ゴジラ」のかっこよい長谷川くんはちょっと趣味じゃないかな(笑)
「怒り」の妻夫木聡は本当に魅力的な顔してると思いましたね。
泣いても笑っても、なんてチャーミング。でもまあそれだけ?
う〜〜〜ん、2016年鑑賞映画からチョイスするのは無理なので、録画で見た映画、TVドラマも入れちゃうと、「真田丸」の草刈正雄は良かったねえ。しかしこれじゃ、演技賞選ぶのと同じノリになってる。
トキメキトキメキ…難しすぎるので、これは2017年の課題とします。

映画やドラマが好きなものの、恋愛映画は若い頃から苦手です。
どうしてもハマるツボが分からないのです。
昨年見た映画の中でも例えば、「ブルックリン」、ヒロインが一人渡ったアメリカでイタリア人青年と恋に落ちるところは全く問題ないのですが、その後アイルランドに帰国して、昔馴染みの彼との間で悩むのが理解できずに、上映後友人から解説されて、「なるほど〜」と納得しました。
「この世界の片隅に」でもヒロインの幼馴染が訪ねて来た時の夫の態度が意味不明で、やはり友人に解説されてなるほど〜と納得。

繊細な人間ドラマが好きで、鈍感な人間では決して決して絶対ないのですが、こと恋愛に関しては小学生並みの読解力みたいです。
仕方ないです。スポーツだって音楽だって、才能ない人はたくさんいる。それと同じこと。
ただ読解力というか、恋愛のサインが全然読めないと、苦労もしますし迷惑もかけます。

若い頃はそのせいでいろいろ失敗しました(涙)
知り合いとハシゴ酒してたら、3軒目でプロポーズされ、酔ってるのかと思ったら、真剣そのもの。
いきなり酔いが覚め、時計を見たら、終電が終わってる!!
とにかくこの人と夜明かしだけは避けよう!と終電がまだあった反対方向に飛び乗り、しばらく連絡取ってなかった友人宅に泊めてくれ〜と押しかけました。そしたら「20世紀中には絶対結婚しない」と言ってたその友人が現ご主人と同棲してた…
実はこっちの方がショックでしたね。

そんな女でも1回だけ、あれっ?私、なんか変だぞ!となったことがあります。
25才の遅すぎる初恋?ほとんど麻疹ぽかったかな。
どうしていいのか?本当に困って、いわゆる恋愛の駆け引きが全く不明な私は、とりあえず当たって砕けろ!……いや〜思い出しただけで穴に入りたくなったのでやめとこ(笑)

昔の若者は20代も後半になると、現在と違い、結婚プレッシャーが強かったためか、それなりに需要はありました。
あの頃、「永い言い訳」のモッくんみたいな文学系キザなこと言う男がいたら、イチコロだったと思いますが、幸か不幸か、私に寄ってきてくださる男性は見事なまでに理系専門バカ的変人な方々ばかりでした。
私自身は極端に理系に弱いけれど、人が熱心に自分の興味の対象を語る姿には好感を持ちましたし、科学にロマンも感じましたが、恋愛感情はなかったなぁ。ある種の尊敬はあったけど。

しかし、この年になって、誰かに夢中になりたいなぁ〜なんて無い物ねだりをする今日この頃です。
もちろんリアルは結構です。
ヨン様に夢中のおばさまたちを見たときから、ずっとああいうのが羨ましいんです。
しかし悲しいかな、恋愛に関しては想像力も働かないらしく、脳内彼氏もできないまま早30年以上?
健康のためにも、ホルモンのバランスのためにも、2017年は映画館の暗闇の中、ギラギラ目線でいい男、探します(笑)

2016年 トントンアカデミー演技賞

cinema
01 /05 2017
2016年 トントンアカデミー作品賞に続き、「演技賞」も考えたいと思います。

まずは主演男優賞から

ディカプリオがまず浮かびましたが、お気に入りだけに、ここはあえて他に目をやりました。
すると、主演男優賞候補は多くて迷いました。
まず、思い浮かんだのは手堅く「トム・ハンクス」
サレンバーガー機長は本当に良かったし、「ブリッジ・オブ・スパイ」も面白かったなぁ。
次は「マット・ディモン」 いつ見ても、どうしてもジミー大西に見えちゃうんですけど、宇宙でひとりぼっちにもめげない究極のポジティブ男が良かったです。
「リリーのすべて」のエディ・レッドメインは本当のアカデミー賞とっても全然おかしくない。嫌らしいくらい演技派ですね。
「永い言い訳」のメンドくさい男、モッくんも捨てがたい。
「手紙は憶えている」のクリストファー・プラマーも若い頃の端正さが消えて、面白いおじいちゃんになってて嬉しい。
「聖の青春」の松ケンも頑張った。
でもやっぱり、この人です!

*。☆ヾ(´∀`)主演男優賞(´∀`)ノ☆。*゚

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ピエール瀧がまた悪い奴なのよ
 
「日本で一番悪い奴ら」  綾野剛

綾野剛にいい印象を持ったことは一度もなかったのですが、これは感心しました。
彼は一応イケメン枠?らしいですが、例えば、向井理にはこの役はできないと思う。
目つきの悪さと役柄がマッチしていて、身体張って頑張ってました。




次は主演女優賞

自分のベスト作品が「ルーム」なので、まずブリー・ラーソンを思ったけれど、実際のアカデミー賞と違う人を考えてみると…
う〜〜ん、迷うなぁ。
「キャロル」の2人は本当に美しかった。
「湯を沸かすほどの熱い愛」の宮沢りえは「サンタフェ」を知ってる世代としては、あのピッチピッチの輝くような女の子がなんでこんなに痩せちゃったのか?見るたびに痛々しさを感じてしまうのですが、いい女優さんになったと思います。
「この世界の片隅に」の声優の能年玲奈ちゃんにあげたいくらい、この子はいいよね。
でもこの人に決めます!

。*:゜☆ヽ(*’∀’*)/ 主演女優賞  ☆゜:。*。 
シアーシャ

「ブルックリン」  シアーシャ・ローナン

よくお邪魔する映画ブログの方が「親戚のおばちゃん目線になってしまう」と言っていましたが、分かります。
「ラブリー・ボーン」の美少女がこんなに大きくなって…ウルウルって感じです。
映画では華のない娘という設定でしたが、なんだか着物着せても似合いそうな面長な輪郭が日本人には親しみが持てます。
例えば、ハーマイオニー役のエマ・ワトソン、すごくきれいになりましたが、彼女を見ても親戚のおばちゃん感は湧かないので、やはりシアーシャ・ローナンのどこか東洋的な骨格に親しみを覚えるのでしょうか?




次は助演男優賞です

これはまず2人の子役が浮かびました。
「ルーム」の5才児、ジャックを演じたジェイコブ・トレンブレイくん。
この自然さ、この子の存在は本当に大きかった。

「怒り」の辰哉くん役。作久本宝くん
地元沖縄のオーディションで選ばれたと言う、えっ?18才?
中学生で違和感なかったわ〜。

「永い言い訳」のトラック運転手のお父ちゃん。
竹原ピストル、という人も印象的でした。
「聖の青春」の羽生善治演じた東出昌大がちょっとした瞬間がとても本人に似ていて、びっくりしました。
「シングストリート」のお兄ちゃんも良かったし、「ひつじ村の兄弟」はどっちが主役でどっちが助演が分からないけれど、二人ともリアリティありすぎ。
「ブルックリン」と「エクス・マキナ」の両方で振られ役のドーナル・グリーソンも同情票で選びたいような。

しかし、やはりこの人です!

☆゚+. 助演男優賞  ゚+.☆
佐久本

 「怒り」(辰哉役)   作久本宝


「鈴木亮平を土に埋めたような顔」というひどい表現ながら、一緒に見た友人もベタ誉めの辰哉くん。
勝手な希望を言わせて貰えば、「ルーム」のジェイコブとこの宝くん、2人とも、この1作で堅気に戻って欲しい。
永遠のジャックと辰哉くんでいてね(笑)
例としては「少年時代」の大原くん、あの子も良かったねえ。




最後は助演女優賞

「キャロル」のルーニー・マーラは助演になるのかな?本当に可憐だったわ。
「怒り」の少々頭の弱い娘、愛子役の宮崎あおいもすごく良かった。
「湯を沸かすほど熱いの愛」のあずみちゃん役、杉咲花も可愛かったねえ。
実際のアカデミー賞を取った「リリーのすべて」「エクス・マキナ」のアリシア・ヴィキャンデルも可憐さでは負けてません。
助演女優賞って本当は渋い演技派が取りそうな賞なのに…美少女コンクールみたいになってしまった。
可憐さで頭一つ出ました、この人。

☆゚+. 助演女優賞  ゚+.☆
ルーニー ルーニー2

「キャロル」  ルーニー・マーラ

ルーニー・マーラと言えば、「ドラゴンタトゥーの女」のリスベット。
あのピアスだらけの見るからに危ないお姉ちゃんです。
その落差にびっくりで賞ということで、彼女に決めました。

以上です。
演技の上手い下手とか、分からないし、結局、どれだけ印象に残ったかで決めました。


そうそう、免疫力アップのためにトキメキの「脳内彼氏」を探すんだっけ。
完全に忘れていました。
では続けて、「2016年極私的いい男大賞またの名はトントンの脳内彼氏大賞」は……ドコドコドコ……全然思いつかない……
これはまた次回のテーマにします。
              

2016年 トントンアカデミー作品賞 

cinema
01 /03 2017
あけましておめでとうございます。fuji.jpg

2017年の年明けは穏やかなお天気で、トンちゃんを連れて近所の神社に初詣に行きました。
料理好きの本の虫H子がこれでもか!と作ってくれたお節をご馳走になり、暮れから泊まっている年齢不詳(70代半ば)のフランス在中の叔母も一緒に、寝正月ならぬ酒飲み正月を過ごしました。
3ヶ日が過ぎたら、禁酒しよう…
ともかく私の周辺は飲んべえが多すぎるんよ。(と人のせいにする)

さて2016年、劇場で見た全作品は以下の通り

 1月「スターウォーズ/フォースの覚醒」「ひつじ村の兄弟」「ブリッジ・オブ・スパイ」
 2月「オデッセイ」「キャロル」
 3月「幸せを掴む歌」「リリーのすべて」
 4月「マジカル・ガール」「ミラクル・ニーム」「ルーム」「レヴェナント」
 5月「ズートピア」 
 6月「あの頃、君を追いかけた」「エクス・マキナ」「帰ってきたヒトラー」「日本で一番悪い奴ら」
 7月「ブルックリン」「ファインディング・ドリー」
 8月「トランボ」「シン・ゴジラ」
 9月「後妻業の女」「怒り」
10月「ハドソン川の奇跡」「シング・ストリート 未来へのうた」「永い言い訳」「ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ」
11月「湯を沸かすほどの熱い愛」「手紙は憶えている」「聖の青春」「この世界の片隅に」
12月「ミス・シェパードをお手本に」

以上31本。ほとんどが水曜半額デーに鑑賞してます。
そもそも見る時点で割と厳選しているため、見た本数が少ないと、駄作が少なく、かえってベストテンが難しいです。
特に今年は豊作でした。

ではではジャジャジャ〜〜ン!
2016年、トントンアカデミー作品賞は

「ルーム」
「レヴェナント」 
「トランボ」
「ハドソン川の奇跡」
「この世界の片隅に」
 

の5本です。

順位は難しいのですが、あえて1位だけ選びます。

BEST1は「ルーム」です。
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生まれて初めてルームから外に出た5才児の目に映った映像が忘れられません。
彼の混乱や怯えがその映像を通して、観るものにストレートに伝わります。
解放されて経験する母親の孤独や世界とのきしみ、これも辛く、観るものの胸を打ちます。
それでも現実を生きることを肯定している静かなラストにもう涙ボロボロでした。


「レヴェナント」 
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これはお気に入り俳優、ディカプリオの主演男優賞もあり、喜んで見に行ったのですが、その映像に圧倒されました。
凄まじくしんどくババチク、でも圧倒的に美しい。


「トランボ」
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これは映画好きには楽しくて、見応えあり。映画が今よりも人々に対する影響力が強かった時代への郷愁も感じました。


「ハドソン川の奇跡」
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危機的事態に陥った時の、この機長の奇跡的な能力の高さと誠実さ、反面彼は自分のしたことへの疑問に揺らぎ、世間の反応へ戸惑います。
実話を下手に美談調にしたてず、ちゃっちゃと作ったクリント爺さんの凄さにびっくりです。


「この世界の片隅に」
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こういう話を淡々とやられると弱いのよね〜。もう涙ボロボロでした。


他に、ベスト候補を挙げますと、、、

 「オデッセイ」           
元気出た!こんな明るいリドリー・スコット初めて!

 「リリーのすべて」         
拾い物!予想外のジャックラッセル犬の活躍がうれしい♪

 「あの頃、君を追いかけた」  
ドツボのメンタルから浮上した6ヶ月検診の帰り道に見たタイミングが印象的。大笑いしてウツ気分を一掃してくれた映画。

 「日本で一番悪い奴ら」     
どぎつく、ババチク、どうしようもない人間模様。このむき出し感が妙に懐かしい。

 「ブルックリン」           
なんだかしみじみしたわ〜。主演のシアーシャ・ローナンちゃん、いい娘さんになったなぁ〜。

「シン・ゴジラ」        
うん!面白い。このテンポの良さ。揺れる地面の上で暮らす日本人には、どこかリアリティがあって、他人事じゃないわ。

 「シング・ストリート 未来への歌」 
若いって素晴らしい。「ブルックリン」といい、アイルランドを舞台にしただけで、映画の質がアップするのはなぜ?

「手紙は憶えている」       
ハラハラズッシリ。認知症老人が身近にいるせいか、老いを描く作品が最近気になる…。

では引き続き、演技賞も書いてみます。      
2017年もボソボソつぶやくこのブログを続けようと思いますので、どうぞよろしく。
映画編にもコメントくださいね! 

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tonton

映画と本の備忘録。…のつもりがブログを始めて1年目、偶然の事故から「肺がん」発覚。
カテゴリに「闘病記」も加わりました。